寒くなってきた。
ぐるっぐるに襟巻き巻いて、うろうろしたい。

今年の夏は「熱海の捜査官」を楽しみに過ごしていました。

他人に見とれている場合ではないのだ。
と思い数ヶ月が経とうとしているが、まだ威勢のよいことは書けない。

結婚の話題を振られるが、今の私は、誰かと生活を共にする人間にはなれていないと思う。

自分のやると決めたことをやろう。
魅力的な人が多いから、これからも多分、誰かに見とれて浮ついたりじゃれあったりすると思う。
でも、一人でいるときにその人のことを勝手に想像して勝手に苦しむのはやめようと思う。
人に迷惑をかけないようになりたい。

他人に迷惑をかけている場合ではなかった！

い・かーん。
と思った。

威勢のいいことを書きたいなと思ったけれど、まだ無理でした。

やるべきことを完遂させるまでは、だれにも心を明け渡すまい。

汗だくだけれど、清くやっています。

ちょうど一月前、深夜のビジネスホテルで一人、決意表明を書きました。
びしっとする。

男性を好きになりかけたが、やばい感じがするので自重する。
彼は私に優しいが、私だけではなく女性みんなに優しい、くるもの拒まず、だ。
女性の影がちらちら見える。
これは危険だ。

私が好意を示したら微笑んでくれるけれど、彼は私のことそこまで好きじゃない感じだろうなあ、と感じる。
私からしか連絡をとらない。

嫉妬心、疑心暗鬼その他もろもろでずたぼろになりそうなので、また、ずたぼろになったら周りにも迷惑がかかるし、我慢しよう。
二人で会うのはやめる。
自分が鬱陶しくなるもんな。

見合い話がくる年になってしまった。

なんだかんだいっても、
それぞれの場所で仲良くしてくれる人がいるのは、ありがたいことだ。
友だちには恵まれている（異性に縁はないが！）。

暑くなったり、寒くなったりで参る。

今日は、ちょっと良かった。
きもちよーく週末を迎えられる。

落ち着いた。

髪を切ってコシノジュンコみたいになった！

気付けば二十代も後半である。
何もやっていない訳ではないが、「よし！」という状況でもないし、正直悶々とした気持ちを抱えている。
尻を叩いてくれる人もいないので、自分でじりじりと動いていくしかあるまい！

私の場合、恋愛にかまける時は自分自身の生活がうまくいっていない時だ。
と思う。
はずかしー。
恋をすると女性は美しくなるというが、私の場合はヒジョーに醜くなる。
相手の困惑した表情を思い出しては、勘弁してくれーと深夜独りで身悶えしてしまう。
性欲を失くす薬とかバファリンみたいに売ってあればいいのに。
ああもうやだやだ。

「ブスなめんなよ！」
この気概でいきたい。

とか書いたけど、やっぱ、意地悪だった！

ストイックにいきたい。
ボタンをてっぺんまで、しっかりと留めたい。
しかし、しっかり留めると二重あごになる。

去年はとくに変わったことはなかったが、猫が一匹増えたのだった。

近所で飼われている雄猫は、毎日私の家にやってきて、裏口で母親にご飯をもらっている。
秋頃、その雄猫に子猫がひっついてきた。
その子猫は人間には心を許さず、雄猫が傍にいないと姿を見せない。
撫でようとすると、さっと物置の下にもぐりこむ。
ご飯を食べた後で雄猫にべったりひっついているところに近づき、抱き上げてひざの上に乗せてみたらカキーンと固まった。
そして逃げた。
毎日のように、ひざに乗せる→固まる→逃げられるを繰り返した。
そしてなんとなく、ひざに乗せる→固まる（しかしちょっとでも動くと逃げる）までこぎつけた。

しかしぱたりと姿を見せなくなった。
どこかに拾われたのだろうかどうしたのだろうかと思っていたところ、私が出社しようと玄関を出ると、いた。
雄猫は一緒にいなかった。
一目で分かるくらい弱っていた。
やせていたし、顔が目やにだらけだった。
今までは雄猫がいないとぴゅっと逃げ出したのに、私が近づいても座ったままだった。
私がしゃがんで撫でても、されるがままになっていた。
動物病院に連れて行こうか、でも連れて行ってもその場しのぎだし、野良のまま子猫一匹で冬は越せないし、どうしたものかと思っていると、ちょうど近づいてきた車に驚き、溝の中に隠れてしまった。
私はそのまま仕事へ行った。

次に子猫に会ったのは週末だった。
一匹で土管の中にいた。
目は目やにで完全に塞がっていて、ガリガリにやせていて、肛門からは寄生虫らしきものがぶらさがっていた。
抱き上げてひざに乗せると、されるがままになっていた。
ほとんど動く体力がないんだなと思い、とりあえず何かを食べさせようとしたが嫌がり、水しか飲まなかった。
動くのもやっと、という状態だった。
行き場が無いのだ、と思った。
その時、やはり動物病院に連れて行こう、そして家で飼おう、と決めた。

なんとかなるかと思ったが、家族の助けがあるおかげで、なんとかなっている。
父をよく噛む。

寝て起きて働いて風邪引いて、と一年間あっという間に過ぎてしまった。

私は軽やかに異性と交われる人間ではない、ということを再確認した。
既存の価値観に縛られていると笑われよーが、ずどーんときてしまうのだから、しょうがないではないか！！
貞操を守らねばとは思わないが、なんかね。
割り切れない。
無理だ。
馬鹿だ私は。

もう結構な年なのに、生臭いことを書いてしまった。
もっといいことを書きたいとは思っているのだけれど、なぜかしょーもない色恋のことを書いてしまうのが情けない。
たぶん、今年も格好悪いままいくんだろうなーと思う。

しかしやることはやろうと思う。
ちゃんとやる。

気づけば時間が経ってしまい、冷や汗をかく。

色々とだらしがない。

またすこし、ふてぶてしくなった。
髪の毛がやたらと伸びた。

去年は、いい年だったと思う。

最近知り合った人に、美肌の秘訣をいくつか聞いた。
最後に、
「あとね、いいセックス」
という言葉が出てきた。

いいセックス

いいセックス

インパクトがある。
むらかみりゅうとかいしだいらが言いそうなフレーズだ。

私には出てこない言葉だ。
声に出して読みたい日本語。
しかしおおっぴらに声には出せないので、せめて文字にしてみようと久しぶりに日記を更新した。


今日、急に寒くなった。

四週間、休み無しで毎日働いた。
飲み会に行った。
疲れた。
喋ったこともない人をその人がいない場所で嘲笑する、ってわけわからんなーと思った。
自分のコミュニティから外れる人を、当たり前のように見下すのって何なんだろう。
真顔でムッスーとウーロン茶を飲み、帰ってきた。
私も色々言われているんだろうなーと思った。
むしろ、そういう人らには悪口を言われる人間でありたいと思った。

やろう、と思った。